乾燥肌の対策として真っ先に浮かぶのは保湿剤やクリーム等でのスキンケアだと思いますが、実はお風呂の入浴法で乾燥肌を対策する事が出来ます。 特に冬は肌がカサカサと乾燥しやすく悪化しやすいので、手遅れになる前にしっかりと予防しましょう!
幼児の乾燥肌とお風呂の関係
幼児の肌は一見モチモチとして潤って見えると思いますが、実は大人よりも乾燥しやすいのです。 その理由は、大人と比べて幼児の肌は水分量も皮脂量も少ないからです。また、幼児の肌は外部の刺激や乾燥から皮膚を守るバリア機能が未熟でとてもデリケートなのです。
その為、お風呂のお湯の温度が高かったり、身体をゴシゴシと強めに洗ったりするだけで強い刺激とらなり、皮膚のバリアが壊れ痒みや乾燥肌に繋がってしまうのです。
お風呂で出来る乾燥肌対策は?
乾燥肌にらならない、または悪化させないためにお風呂で出来る対策を5つ紹介します。
- 身体を洗うのは湯船に浸かる前!・・・人は身体が温まるとその熱で肌の中の水分が蒸発しやすくなってしまうのです。
- ボディソープは低刺激なものを!・・・大人と同じボディソープだと乾燥肌の幼児には刺激が強すぎることも。なるべく子供用の低刺激のものが良いでしょう。
- タオルや垢擦りよりも手で優しく洗おう!・・・タオル等での身体を洗うと皮脂が落ちすぎて乾燥肌になりやすいです。そうならない為にも、ボディソープは良く泡立てて指の腹で優しく洗いましょう。
- お湯の温度は38~41度がベスト!・・・お湯の温度が高すぎると、皮膚の保湿成分が流れやすくなり乾燥しやすくなります。
- 長風呂は禁物!・・・お湯に浸かっている時間が長くなると角質層にある保湿成分[セラミド]の機能が崩れて乾燥の原因になります。その為、お湯に浸かるのは10分程度が良いとされています。
ボディソープの選び方
数多くのボディソープから乾燥肌に合った物を選ぶポイントは3つ!
- 弱酸性・低刺激なボディソープ・・・赤ちゃん~大人まで使える物もありますが、子供向けのボディソープの方が肌への負担は少ないです。
- 保湿成分配合のボディソープ・・・保湿成分である[セラミド]や[コラーゲン]などが配合されているものは、洗い上がりの肌がしっとりとしています。
- 泡タイプ・泡立ちの良いボディソープ・・・しっかりした泡で優しく洗うことで肌への摩擦が軽減され、皮脂が落ち過ぎるのを防ぐ事が出来ます。
【まとめ】お風呂の入り方とボディソープで乾燥肌は対策出来る!
低刺激や弱酸性のボディソープは数多くありますし、その全てが肌に合うとは限りません。 しかし、カサカサの乾燥肌から守ってあげられるのは親だけだと思うので、色々と試してみて自分の子にピッタリなボディソープを見つけてみましょう。
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